缶入り飲料製造

Beverage manufacturing

TEL.082-231-5185(本社)

Grinding / Sorting

豆挽き・整粒

コーヒーの焙煎豆を専用の粉砕機(グラニュレーター)で挽き、整粒計量を行います。

1日に挽く豆の量は、なんと2トン以上!

こだわり抜かれた焙煎豆ごとに、一定の粒度になるよう粉砕機を調整し豆を挽いていきます。
粉砕した豆はすぐに調合工程で使用しますが、挽きたて鮮度を保つためにアルミ袋で保管します。

Extraction / Formulation

抽出・調合

挽きたての豆からコーヒー原液を抽出。各種コーヒー飲料の調合を行います。

お客様にお届けする「おいしい」をつくる重要工程

挽きたて鮮度を保持した原料を抽出タンクに投入し、コーヒーを抽出します。コーヒー抽出液にミルクや砂糖を加え酸味を調整し缶飲料の中身となる調合液を作ります。使用するのは、色や味の濃さなどをひとつひとつ検査して合格したコーヒー抽出液だけ。
お客さまにお届けする「おいしい」に一番近い工程だから、衛生管理も品質検査も誇りをもって行っています。

Filling / Sterilization

充填・殺菌

コーヒーやお茶の調合液を加熱殺菌し洗浄された缶に充填・密封後に再度殺菌を行います。

1缶1缶きちんと密封殺菌で安心・安全

調合工程で製造したコーヒーやお茶の調合液を規定温度で規定時間殺菌した後、洗浄した空缶に調合液を充填していきます。
1分間に約340本の缶を高速で密閉し、1缶1缶の密閉状態や缶内圧などがきちんと規格通りとなっているか常時チェックしています。

Packing / Carrying out

梱包・出荷

内容量や賞味期限印字など1缶1缶検査して合格したものを梱包して出荷します。

徹底したメンテナンスプログラムによる検査機器の運用で安心品質を提供

充填・殺菌工程の後に1缶1缶が適正な内容量であるか、賞味期限等の印字が間違いないかなどを検査し、合格したものを梱包し出荷しています。検査の基盤となる検査機器は、製品品質を保証するために毎日定期的に緻密なメンテナンスを実施し、常に最良の状態を維持しています。

Quality inspection and management

品質検査・管理

原料・資材の受け入れから出来上がった製品の最終検査まで、すべての検査工程に合格した製品のみ出荷しています。
  • 原材料受入検査

    受け入れる原料・資材の品名や数量、使用期限、外装異常などを毎日厳しくチェックし、合格したものを受け入れ、適正に保管しています。製造に使用する際には、細心の注意を払いながら安全第一で工場内を運搬しています。

  • 調合液検査

    完成した調合液を理化学検査(PH・Bx・色調)と官能検査を行います。理化学検査では検査結果が基準値内で異常は無いこと、官能検査では異味異臭は無いことを確認しています。
    また、これまで蓄積したデータを活用し更なる品質向上に努めています。

  • 製品検査

    殺菌工程を経て出来上がった製品は理化学検査と官能検査及び微生物検査を行い、すべての検査に合格した製品のみ出荷します。
    出荷前の最後の検査になるのでわずかな異常も見逃しません。

安全・安心な商品のために

私たちは主として清涼飲料水を製造しています。
清涼飲料水はお客様が直接口にする製品であることから、安全・安心な商品を製造しお届けすることを追求しています。
2007年に食品安全マネジメントシステムの国際規格であるISO22000を取得いたしました。また、2019年にはISO22000をベースに追加要求事項をプラスした規格であるFSSC22000を取得いたしました。これからも、安全・安心な製品を製造することににこだわっていきたいと考えています。

FSSC22000認証取得

Food Safety System Certification 22000の略であり、FSSC22000財団(Foundation FSSC22000)によって開発された食品安全のためのシステム規格です。FSSC22000は、ISO22000を土台とし、HACCPの衛生管理やISO9001の品質管理の手法を取り入れたものであり、国際食品安全イニシアチブ(GFSI:Global Food Safety Initiative)により、食品安全の認証スキームの一つとして承認された規格です。